井野辺病院

リハビリテーションについて

リハビリテーションとは

「障害をもつ人が再び人間らしく生きる権利を回復すること」です。
当院リハビリテーション部では、理学療法士、作業療法士・言語聴覚士・臨床心理士・健康運動指導士等が専門的知識を発揮し、日々業務に取り組んでいます。
・スタッフ数 83名(2016年9月現在)
・施設基準 運動器リハビリテーションⅠ、脳血管疾患等リハビリテーションⅠ、呼吸器リハビリテーションⅠ

当院では

  • 患者さん(利用者さん)の状態に合わせ、残存能力(できること)を伸ばし、障害(できないこと)を減らすようにリハビリを提供しています。
  • 365日リハビリを提供しています。
  • リハビリ職員がチームを組み、担当者が休みでもリハビリを提供しています。
  • 訓練室のみでなく病棟でのリハビリを提供しています。
  • 退院後の在宅リハビリサービスにも力を入れています。

一般病棟リハ部門

対象

脳血管疾患(神経難病含む)・呼吸器疾患・運動器疾患などの患者様にリハビリテーションを提供しています。さらに、脳梗塞後遺症後の患者様に対し、短期リハビリテーションも提供しています。

リハ職員

理学療法士9名 作業療法士5名 言語聴覚士2名で対応しています。

特徴

入院初日に主治医・看護師等と評価を行い、リハビリテーションが早く提供できる体制を整えています。また、切れ目のないサービスを提供するため365日体制で行っています。さらに、理学療法士の中に呼吸療法認定士・心臓リハビリテーション指導士が含まれており、より専門性の高いものを提供できるように心がけています。

回復期リハ部門

対象

脳卒中、下肢や脊椎の骨折等で急性期の医療が終了した後の方が対象となります、ご自宅や住み慣れた地域に帰られるために、従来の機能訓練だけのリハビリテーションだけでなく、退院後の家庭生活の自立を目指し、個別的、具体的、集中的に各職種がリハビリテーションを行っていく病棟です。

リハ職員

理学療法士21名 作業療法士13名 言語聴覚士4名で対応しています。

特徴

365日リハビリテーション(訓練)が出来るように人員配置をしています。それに加えて医師、看護師、介護福祉士と協力しあいながら現在の能力を最大限に活かせるメニューを考え、患者様の意向に沿えるようにチームアプローチを行なうよう心がけています。また、介助方法などの説明や指導、お家へ帰られる場合の住宅改修や環境設定などのアドバイスもご本人、ご家族様と相談し、より快適に安全に過ごせる方法を一緒に考えていく病棟です。

外来リハビリテーション部門

対象

脳梗塞・脳出血などの脳血管障害の方、神経難病の方、また骨折などの整形外科疾患の方などが利用できます。
*ただし、医療保険ではリハビリテーションが利用できる疾患・期限などの制約があります。医師の診察時に確認して下さい。

リハ職員

理学療法士3名 作業療法士3名 言語聴覚士1名 健康運動指導士1名 リハ助手1名で対応しています。

特徴

完全予約制で行っています。理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・健康運動指導士が、個々人の心身の状態に応じて訓練を実施しています。免荷式トレッドミル・PASシステムなど各治療機器も取り揃えています。

訪問リハビリテーション部門

対象

介護保険において認定を受けている方が主な対象となります。詳しくは 連絡いただければと思います。

リハ職員

理学療法士4名 作業療法士1名 言語聴覚士1名で対応しています。

特徴

  • 入院・入所期間中に得られた生活機能をスムーズに在宅生活へつなげ、定着させること(住環境整備を含む)
  • 社会参加を促すこと(通所系サービスなど)
  • 生活の中で起こりうる活動性低下(一時的など)を向上すること
※1つだけを手段とするわけではなく、包括的に取り組んでいます。