令和元年9月10日(火)17時45分から約1時間にわたり、講師に大正製薬株式会社九州支店第4ブロックの河原大地氏を招いて、『医療安全管理』~ヒヤリ・ハット~、~転倒・転落防止対策~について職員40名が参加して研修会を行った。
先ず、「ヒヤリ・リハット」では、人は、To err is
human『人は間違えるもの』という言葉があるように、いくら注意をしていても、また経験があっても間違えることがある。従って「ヒヤリ・ハットの報告」には大変な意義があり、組織の再発防止策に成りえることや個人の再発防止・危険予知能力が向上するようになる。
また、エラーのリスクを軽減するには、「職員自身が自分の健康ケアを大切にする。記憶や経験に頼らないようにする。想定外の事態も起こりうることを認識しておく。」などが重要である。
「転倒・転落の防止」では、外来患者さんの具体的な『考えられる、危険なポイント』の事例を参考に講義を受け、転倒事故はベッド周りが一番多く発生し、次に歩行中であるというデータがあるように、患者さんの病態や病室の環境チェックが重要であると講義を受けた。
今回の研修会は、参加者全員が職業人として再確認した大変有意義な
研修会だったと思う。
最後に、井野邉義人院長が「今日の内容は永遠のテーマだと思う。もう一度再認識する必要がある。今日は大変有意義でした。」と締め括り、研修会は終了した。